1階の和室と台所は壁も天井も木に囲まれた閉鎖的な空間だったものを、一部の壁を取り払い、床一面を重厚なオーク材無垢のフローリングに敷き替え、明るく開放的なダイニング空間にしました。

完全に独立したスペースだった玄関脇の部屋を、壁を撤去することでフロア全体と一体感のあるリビングスペースにリノベーションしました。床は敢えてモルタルの土間仕様に。正面の壁一面には作り付けのAVボードを設置し、アンティーク調のゆったりしたソファーでのんびり過ごせます。

昭和の間取りが色濃く残る、2階のフロアは、思い切って天井を抜いてスケルトン化。ホワイトをベースに扉類をミントグリーンに塗り、床は畳を剥がしグレーのマット張りに。木の質感をしっかり活かしながら、家全体のコンセプトに沿ったミッドセンチュリーテイストのフロアになりました。